まず刺繍にするデータを作成します。
使うイラストの大きさや色、文字の大きさ、書体、色などを決めていきます。
今回の大きさは縦10cm×横約8.8cm、基本サイズ縦横10cm内に収めてあります。
縦横11cm〜20cmで+1000円、縦横21cm〜30cmで+2000円と大きくなるほど、
料金が追加されます。
ポロシャツへの刺繍となりますので、縦横10cmの刺繍込みで3000円+税となります。
刺繍する場所に印をつけ、枠を取り付けます。
この際、バイリン紙(不織布)を衣類と枠の間に一緒に挟み込みます。
ミシンに作成したデータを送信。
データを送っている間に枠をミシンにセッティングします。
その際、裾が巻き込まないように固定します。
スタート位置を印をつけた場所に合わせ、範囲の確認をします。
範囲の確認で何の問題もなければ刺繍スタート。
右画像の赤いアンダーバーの数字が青いアンダーバーの数字に達すれば刺繍終了です。
この間にも、下糸が無くなったり、上糸のほつれや切れなどによって止まることがあるためその都度、
下糸の補充、上糸を直すなどをして再度スタートさせます。
赤いアンダーバーの数字の上にある『600』こちらが縫うスピードになります。
基本は『450〜500』程度のスピードなので今回は少し速めです。
この『600』のスピードでの刺繍時間がおよそ20分〜30分です。
いよいよ刺繍が終了。
刺繍が終わったらミシンから枠を取り外します。
次に衣類から枠を取り外します。
この際、バイリン紙がまだ付いている状態なので、
これも刺繍にダメージが極力無いように取り外します。
枠、バイリン紙を外し終えたら仕上げの作業になります。
余分なつなぎ糸を切り取り、衣類に残った枠の跡を専用の液体を吹きかけてもみ消します。
物によっては、印や枠の跡が消えづらいものもございます。
印、枠の後を消し終えたら完成です。